【Team MILAI】 2st レポ

今年開催される2人乗り世界一周ヨットレース『Globe 40』出場を目指すTeam MILAI!
2st レポは歴史あるレース「Rolex Fastnet Race」をお送りします。

2021年8月8日にスタート、クラス40で参加した35艇中12位(3日間14時間35分)で、完走しました✨

 「Rolex Fastnet Race」は2年に1度開催されます。1925年から始まって以来、外洋レース競技において欠かせない大会の地位を確立、今回で49回目になります。

今回はイギリスにあるカウズのロイヤル・ヨット・スコードロンをスタート、ソレント海峡を越えて荒天が多いケルト海を横断。
アイルランドの岩礁であるファストネットロックを回航、フランス・シェルブールへフィニッシュするコース(695マイル)です。
参加数は約350艇で、マルチハル、IMOCA60、クラス40、IRCクラス(5グループ)に分かれてのスタート。

 8月7日AM2:00 シェルブール(フランス)を出発。
レーススタート地のカウズ(イギリス)に向かいます。

規制の多いイギリス上陸を避けて多くのチームがシェルブールから出発、スタートラインに向かい・・

ワイト島にあるロイヤルヨットクラブ前からIMOCA60とCLASS40が同時にスタートしました!

フリート(船団)は一路外洋を目指します。
風速30ノット(55.56km/h!)オーバーのハードコンディション!

ソレント海峡を越えると外側が白い断崖「ザ・ニードルズ」が出現。

中川選手が言うには「48時間ジェットコースターに乗っている感じ」!!!!!

アップウインド(向かい風)でウェットなコンディションが続き・・

ランズ・エンド(イングランド最西端の岬)通過。

ランズ・エンド脇のTSS(本船航路)に沿って北上・・

ヘルム(舵取り)に集中する中川選手。ここまでなんと30時間のアップウインド。MILAIはコース取りに成功して16位。

2チームに分かれてMILAIを操舵。

ファストネットロック発見!
CLASS40は4艇の接戦・・
MILAIはファストネットロックを回ります。

鈴木選手と中川選手。2020年のノルマンディ・チャネル・レースの屈辱を果たせました!

これから復路・・フランスに戻ります!
ファストネットからはタイトリーチ。風に乗りMILAIは加速します。

スタートから3日と14時間35分。
シェルブールのフィニッシュラインを通過して
35艇中12位。

MILAIの凄さがより分かる、Instagramはこちらですhttps://www.instagram.com/milai.aroundtheworld/

ちなみに、鈴木選手ご愛用のevil eyeサングラスのレンズは
LST® gray(Lens technology – evil eye jp)

鈴木選手曰く、「このレンズは直射日光でも眩しすぎず、雲が出ても暗さを感じないですね!海面の嫌なギラツキが軽減されて、手放せないお気に入りのレンズの1つです!」

MILAIは9月のMini Transat EuroChef、11月のトランザット・ジャック・ヴァーブル(ダブルハンド大西洋横断レース)…そして世界一周達成という大きな夢に向けて進み続けています。

 

以上、MILAIの2st レポでした!次回もお楽しみに!!

 

やっぱりTeamの皆さんの無事の完走が何より🙌
We truly respect Team MILAI !!